サカサクラゲポリプびん

ポリプの増殖の仕方にはいくつかある。

ミズクラゲのようにポリプ自体が分裂したりポッドシストという体の一部を残して移動し、その一部が再生するもの、

カギノテクラゲやマミズクラゲのようにポリプが全長0.5 〜 1.0mmの蠕虫状のフラスチュールと呼ばれる幼生を放出するもの、

ヒドロ虫綱はちょうど地下茎のようなヒドロ根(ストロン)を伸ばし、そこからヒドロ花と呼ばれるポリプを出す。

タコクラゲやサカサクラゲはポリプからプラヌラのようなプラヌロイドを出す。

 

ミズクラゲやヒドロ虫綱の場合は、換水も気軽に行える。

マミズクラゲ目のフラスチュールも基本、匍匐前進だから、水面付近をスポイトで吸い取っていけば、フラスチュールを吸い込むことは少ない(ゼロではない)。

 

それに比べてプラヌロイドを出すポリプ壜の換水は難しい。

 

 

ところが今日、サカサクラゲのポリプ壜の一つが濁っていた。

多分、海水を入れてはいけないガラス壜を使っているので、ふたが錆びて、錆などを含んだ水滴が壜内に落ちたと思われる。

1/3ほどスポイトで吸い出して換水したが、濁りは取れない。

 

そこで小さな給餌用のタッパ(水槽のような形)にザバババ〜〜ッと1/3ほど流し出して、きれいな海水と入れ替えた。

タッパをみると、ザバババ〜〜〜ッの中には小さなはぐれポリプやエフィラの姿がある。

スポイトで吸って、壜に戻す。

 

さて、ここからが大変。

下に黒い紙を敷いて、老眼鏡をかけて小さな白い粒を一つ一つスポイトで吸い取って、シャーレに移していく。

 

シャーレの下にも黒い紙を敷いて、吸い出したものをルーペや顕微鏡で調べる。

今回はスマホカメラの倍率を最大にする方法(これが一番手っ取り早い)で見てみた。

 

サカサクラゲプラヌロイド/きらら舎

0.2〜0.5mmほどの白い粒。

これらがサカサクラゲのプラヌロイド。

 

結構たくさんいる。

忙しい時に換水すると、もういいや!!って、排出した水を確認しないで捨ててしまっていた。 今まで、結構捨てていたのかもしれない。

 

 

 

 



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