机のまわりの小さなタイドプール〜秋その3〜

昨年の秋、海月観察会を開催してから、机のまわりの小さなタイドプールについて公開している。

実際には水生生物や微生物以外にも苔なんかもいる。

玄関のドアの外には種から育てた小さな樹木なんかも。

 

ベニクラゲ(成体:メドゥーサ)はまだ頑張っている。

採集してもらった時に成熟個体だったので寿命3ヶ月のベニクラゲではすでに2ヶ月は経過していると判断し、1ヶ月維持できればよし(の個体です)として送ってもらった。

ポリプもところどころ枯れてきているものの、その先は生きていて捕食しているので、もしかしたら新しいコロニーができるかもしれない。

 

(ちなみに、ベニクラゲのポリプは成長すると、中心部分に栄養貯蔵場所ができるようだ。

ここを中心として、放射状にストロンが伸びている。

そのストロンが部分的に透明になってしまっているのは、ポリプが萎縮すると栄養を送れなくなるので、ストロンが切れるのだそうだ。

この場合、中心に近い切断ヶ所以降は死んでいるのが普通だが、希にポリプは生きている(触手が伸びている)のに、ストロンが切れる場合があって、その場合はそこを中心にして新しいコロニーが形成されるとのこと。

しかし、これは一般論で、ベニクラゲの場合はまだ前例はないようだが。

もともとベニクラゲ研究第一人者の久保田先生でも、ポリプの維持はクラゲよりも難しいと論文に書かれたいたので、まあ、素人初心者はこんなもんだろう。)

 

 

ヒドロ虫綱の海月は水温が上がるとクラゲを出すと言われている。

しかし10月後半になって気温が下がってきてから、エダアシクラゲがクラゲを出し始めた。

2容器あるうちの両方とも、クラゲが出ている。

 

エダアシクラゲ/きらら舎

エダアシクラゲ/きらら舎

満腹中

 

エダアシクラゲ/きらら舎

これは11/4の微生物BARにて、Life is small Campanyの白根さんがL-eyeで撮影したもの。

触手が小枝のように枝分かれしているので、エダアシクラゲ。

触手の基部に近い方に吸盤があり、これを使って岩や海藻、飼育下では水槽の壁などにくっついている。
触手には水滴みたいな粒がついている。

触手の付け根にある黒い点は眼点。

 

エダアシもアクアリウムバスまでクラゲ出続けていたら、少し持っていってみようかな。

 

 

サカサクラゲの中堅水槽。

大きなものは販売はしないが、中堅水槽は少し個体数を減らそうと思っているので、ここから10匹程度販売予定。

 

サカサクラゲ/きらら舎

サカサクラゲは体内に褐虫藻という褐色の藻を共生させている。

しかし、我が家のものはそれが少ないようで、薄い青色をしている。

 

サカサクラゲ/きらら舎

サカサクラゲ/きらら舎

サカサクラゲ/きらら舎

 

青色が濃いものと薄いものがあるのだが、これはもともとポリプ壜で2種類のDNAの個体が同居してしまったためと思われる。

遊離したてから青っぽいものと褐色をしたものがある。

しかし、環境のせいなのか、最近、水槽に移すとどれも青色が増してくる。

ツノガエルのように青上げの餌を与えているわけでもない(餌はブラインシュリンプだし)。

 

中堅は10匹だけ。

あとは小さな個体を販売予定。

 

 

ミズクラゲエフィラはもりもりご飯中。

大量のブラインシュリンプを与えている。

そのため、一日に2回、全換水をしている。

ちゃんと餌を食べているものは真ん中がぷっくりとブラインシュリンプ色になる。

 

ミズクラゲ/きらら舎

 

 

マミズクラゲ。

その名のとおり、淡水にいるクラゲ。

これはたった1匹のフラスチュール(0.5mm)(ポリプの前段階。サカサでいうとプラヌロイド)を5400円で買ったもの。

周囲にバカにされながらも、なんとか維持している。

 

容器がすでにかなり汚い上に、容器の外側からの撮影なので見づらいが、結構殖えた・・・・・

マミズクラゲ/きらら舎

 

そうだ、L-eye!

 

マミズクラゲ/きらら舎

口でブラインシュリンプを捕まえている。

細長いミミズみたいなのがフラスチュール(0.5mm)

ポリプはフラスチュールを出して殖えていく。

 

 



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